―安全運転するほど保険料が割引になる「テレマティクス自動車保険」が好評です。
ドライブレコーダーや小型の通信車載器などから取得したお客さまの走行データを分析し、急ブレーキや急発進、スピード超過などの発生頻度をスコア化して評価する仕組みです。「テレマティクス自動車保険」ご契約のお客さまに安全運転を促すことで、当社の従来の保険と比較して交通事故の発生頻度が15%以上減りました。事故発生時にはドライブレコーダーから車の位置情報や速度が自動で送信され、事故状況をすぐに把握できます。相手車両の速度も人工知能(AI)で瞬時に解析し、事故解決日数は従来の商品と比べて16.4日短縮しました。

 

―交通事故のない街づくりにも力を入れていますね。
自治体、県警をはじめ各種団体や当社代理店が連携する枠組み「SAFE TOWN(セーフ・タウン)島根」を2025年度に発足しました。交通事故の削減や防災など、地域課題解決に取り組んでいます。車載器とスマートフォンのアプリを活用して、ゲーム感覚で安全運転技術を確認できる「エコドライブ安全運転コンテスト」などを開いており、26年度は、この枠組みを地域企業の皆さまに広げていきます。

 

―1月には島根県東部を震源とした地震が発生しました。
中小企業において災害時の事業継続計画(BCP)策定に向けた第一歩として「事業継続力強化計画」(通称:ジギョケイ)の策定が重要です。認定を受けると、例えば防災・減災設備導入の税制措置が受けられるといったメリットがあります。計画に関する情報提供や策定のお手伝いの実施を計画しています。

―27年4月に三井住友海上火災保険との合併が控えます。
合併会社は、両社の強みを生かし、合併シナジーを発揮してより良いサービスを提供します。そのためにも、26年度は個社での強みをさらに伸ばしていくことが重要になります。今後も、引き続きお客さま本位の業務運営に努めてまいります。

人はいくつになっても学び体感し、そして自らの思いを以った活動へチャレンジすることが大切だと思っています。そのスタート地点である若者の皆さまには、遠慮せず最初から積極的に取り組んでいただきたい。その成果が、島根県の更に魅力ある、より良い地域への成長につながれば、これほど嬉しいことはないですね!!

荒川貴博=京都府城陽市出身(55歳)2023年4月、現職に就任。
1993年4月大東京火災海上保険(現あいおいニッセイ同和損保)入社。 名古屋、金沢、広島、東京にてリテール営業を主に担当し、現在に至る。 趣味は温泉巡りで、温泉に浸かっているときが一番幸せな時間です。