ー物価高騰の影響はありますか。
新型コロナウイルス禍を境に、さまざまな建築資材が高騰しています。特にコンクリートは2024年中で、1立方メートル当たり約4500円上がりました。ウッドショックなどもあり、新築にかかるコストは、1~2割増ではとどまらないほどです。仕事を通じてお客さまの幸せに貢献するためにも、施工の要望に寄り添い、さまざまな提案ができるよう、地域密着型の家づくりを続けていきます。

ー住宅ニーズはどのように変化していますか。
ニーズはさまざまありますが、シンプルかつコンパクトな家が求められる傾向です。1階は1LDKほどに収めて、例えば、洗濯と干し場が同じ場所で完結する、いわゆる「家事手間」が省けるような、タイムパフォーマンスに優れた間取りが人気です。新築のコスト高や物価高の影響もあってか、リフォーム需要も高まっています。

ー「WB工法」のアピールに力を入れていますね。
山陰は湿気の多い気候ですから、壁の内側に空気の層をつくり、床下の空気の循環で室温や湿度を調整するWB工法を特におすすめしています。「呼吸が気持ちいい家」とアピールしている通り、家に湿気や熱気がこもりません。夏場にエアコンの利用を減らしても快適に過ごせますし、ホルムアルデヒドなど化学物質が湿気と一緒に室外に出ていきます。実際に体感していただくため、モデルハウスに泊まる宿泊型の体験も呼びかけています。きっと、翌朝起きた時に快適性を実感してもらえるはずです。

ー25年は、大規模な宅地造成に着手されます。
松江市下東川津町に65区画の宅地を造成します。新しくスーパーなどが建ち、生活しやすいですし、松江だんだん道路も近いので、松江中心部や出雲、米子方面へのアクセスにも優れたエリアです。26年の完成に向けて、家づくりを考えるさまざまな世代にアプローチしていきたいと思います。

 

建設業は、日本全国に根付いてきた仕事ですが、今、大きく進化しています!ただの「建てる仕事」ではなく、新しい技術やアイデアが次々と生まれる業界です。
建物や道路を作れば、自分の成果が形になり、その達成感は想像以上!モノづくりが好きなら、きっとワクワクするはずです。興味がある方は、ぜひ当社の扉を叩いてください!

木村直樹(53)-島根県松江市生まれ。
高校まで松江で過ごし、その後、東京の大学&専門学校へ。卒業後は地元に戻り、会計事務所に就職。現在の会社に転職し、平成19年4月から代表取締役に!趣味はマンガ・アニメ(自称オタク)、テニス(プレイヤーとしても活動)、そして食べ歩き(美味しい店を探すのが大好き)。今の目標は、日本全国47都道府県を制覇すること!(残り2県!)