―自治体向けIP告知システム「知らせますケンⅡ」の島根県版アプリを無料開放し、住民に役立つ情報を提供しています。
「知らせますケン」はテレビ電話と告知放送がセットになったシステムです。累計導入実績は全国50自治体で、導入端末数は12万台に上ります。東日本大震災以降、自宅のみでなくどこでも利用できるようにクラウド型を開発しました。スマホアプリも連動させ、2018年からサービスを始めました。当システムはJアラートや防災無線などとも連携し、災害時の情報伝達に活用されています。行政情報だけでなく日常の暮らしにも役立つ情報も自社制作して配信しています。23年からスマホアプリを島根版として無料開放しており県内全自治体の情報やイベント情報などを毎日配信しています。情報は放送型で新着情報しか来ないので便利だと思います。今後は特殊詐欺被害防止のコンテンツも配信予定です。
―ボタンを押すだけで事前に登録した通知先にメッセージが届くコミュニケーションボタン「コンボ」を売り出しました。
例えば、独り暮らしの高齢者が脱衣所で倒れた時でも近くに設置したボタンを押しさえすれば、事前登録した家族らに電話やメールなどで連絡が届き、迅速な119番通報を可能にします。またボタンを押すと家族らに通知したことを音声が伝えてくれるので利用者に安心を与えてくれます。メッセージの内容は自由に設定でき緊急時だけでなく、障がい者の退勤後の安否確認、バスやタクシーの予約などさまざまな場面で活用できます。デジタル機器の操作が苦手な人でも使いやすいのが大きな特徴です。
―通販サイトをリニューアルするそうですね。
現在の商品は、インターネットテレビ電話「ルシアン2」や、マスコットキャラクター「知らせますケン」グッズなどがメインですが、今後は島根の〝いいもの〟をPRしたいと考えています。流通ルートに乗っていない、その地域でしか知られていない逸品が島根にはたくさんあるので多くの人に知ってほしいです。

失敗を恐れず、勇気を出して挑戦しましょう。若ければ許されることがたくさんあります。SNS・AI時代だからこそ、信頼できる人とつながるためにたくさんの人と付き合いましょう。私たちは、地域の人々の暮らしが豊かになるようなITの利活用を目指しています。

目次真司=1960年松江市生まれ、松江高専土木工学科卒。
ゼネコン就職後23歳でU-ターンし、25歳からケーブルテレビ業界に転身。山陰ケーブルビジョン(株)、(株)中海テレビの施設設置工事に携わり、1990年(30歳)にケーブルテレビ業界の設計事務所として(株)メディアトークを設立。その後2008年に(株)アイ・コミュニケーションを設立し、テレビ電話を使った告知通信システム「知らせますケン」を開発。今では全国の50自治体、約100,000世帯に納入。松江高専の学生支援団体一般社団法人松江テクノフォーラム会長。趣味は高専時代の軽音楽同好会メンバーとのバンド活動、熱帯魚飼育。













