『第76回芸術選奨文部科学大臣賞』贈呈式が17日、都内で行われ、清水ミチコ、花江夏樹、バカリズムらが出席した。
【写真】贈呈式には…花江夏樹、バカリズムらも登壇
同賞は、芸術各分野で優れた業績をあげた個人や団体を顕彰。演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術A、美術B、メディア芸術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論の12部門から選出され、受賞者には賞状と、大臣賞には120万円、新人賞には80万円の賞金が贈られる。
贈呈式では、清水が代表してスピーチした。
■清水ミチコのスピーチ
本当に、改めまして、こんなに大きな賞をいただいて、とてもうれしかったです。ありがとうございました。私はとても驚いたんですね。それはなんでかっていうと、ちっちゃい頃からすごく耳がいいことは褒められたんですけど、口が悪いっていうことで、大きな賞とは無縁な人間なんだろうなと思ってきたからなんです。
私は高校1年の時に、矢野顕子さんのピアノの弾き語りを聞いて、すごい衝撃を受けました。その日から、自分の生きがいが見つかったような気がして、こういう風に弾くのかなとか、自分で研究して、工夫して、そのうちになんか自分の人生がカラーになったような気がして、すごく幸せだったんですね。
映画やドラマで見た桃井かおりさんとか、松任谷由実さんのコンサートで感動を覚えるたびに、自分で部屋でひとり、なりきっていました。その頃はそういうことを話するのが恥ずかしかったので、たぶん日本中の高校生たちは私と一緒で、夜になると誰かの真似をしているんだろうなっていう風に思ってました。
10数年前に矢野顕子さんからお話があって、ピアノで一緒に歌うことができました。私は1曲目で、芸術と演芸ってこんなに違うのかと思って、本当にびっくりしました。そのお話を矢野さんにしたら「でも、私だって清水ミチコにはなれないんだよ」とおっしゃって。そうか、人は自分自身で生きていく他はないんだなと、深く実感しました。
私の賞は、私の内側で私を押してくれた、私の中にいるレパートリーの皆さんが受賞したんだなという風に思っております。賞金は渡しませんけれども、感謝だけは…。ご清聴ありがとうございました。
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