春を迎え、桜の開花ももうすぐ。新しいことを始めるには良い季節になった
春を迎え、桜の開花ももうすぐ。新しいことを始めるには良い季節になった

 きょう3月21日は「はじめようの日」だそうだ。カウントダウンの「3、2、1」にちなんで、大丸松坂屋百貨店が同じ数字の並びの日を記念日に制定した。春を迎え、何かを新しく始める人を応援する日だ。

 就職や進学による新生活のスタートに向けて、準備に忙しい人も多いだろう。暖かくなってくると、新しいことにも取り組みやすい。大きなことでなくても、ちょっとした趣味や習慣を始めるのにいいタイミングかもしれない。

 新年を迎える時やロケットの打ち上げなどでお決まりのカウントダウン。心がわくわくするが、適用できないものもある。例えば、突然に襲ってくる地震。島根県東部を震源にした1月6日の地震でも、揺れが収まるのを待つしかなかった。後で落ち着いて考えると、防災セットなど緊急時の備えが十分でなかった。

 東日本大震災の発生から15年が過ぎた。南海トラフ巨大地震や首都直下型地震などへの備えの必要性が叫ばれる。その中で、あらかじめ地域再建の方策を考えておく「事前復興まちづくり計画」を策定している自治体は、全自治体の2%だと記事にあった。国や自治体、私たち一人一人も、始めなければならない備えがまだまだある。

 もうすぐ桜とともに新年度を迎える。やらなければいけなくなることや、環境が変わって取り組みやすくなることがある。元気を出して「はじめよう」の一歩を踏み出したい。(彦)