日米両政府が沖縄県宜野湾市の普天間飛行場の返還に向けた合意をしてから4月で30年がたつ。移設先となるのは、名護市の辺野古。今月16日には、米軍基地が集中する実態を学ぶ平和学習中の高校生が乗った船が転覆し、2人が亡くなった。平和教育のほか、移設工事への抗議活動に使われてきた船だった。
県側は辺野古への移設に反対するが、現状で工事を止める法的手段はない。辺野古の住民は、この状況をどう考えているのか。
1月の名護市長選は、移設を推進する国が支援した現職が移設反対派の新人に大差をつけ、3選を果たした。2月の衆院選では、移設反対を訴える勢力「オール沖縄」が支援する候補全員が自民党候補に敗れた。
市長選を前に、辺野古で20年以上、フィー...













