島根、鳥取両県公安委員会は22日、暴力団対策法に基づき「特定抗争指定暴力団」に指定している山口組と神戸山口組について、10月6日までの指定期限を来年1月6日まで延長すると発表した。対立抗争の状態が解消されていないと判断した。延長は5回目。
活動を厳しく制限する「警戒区域」は引き続き、松江、米子両市を指定。区域内では、事務所の使用や組員がおおむね5人以上で集まることなどが禁止される。
指定は2020年7月7日からの継続で、同5月30日に岡山市内で神戸山口組系池田組(岡山市)の幹部が銃撃され、山口組系大同会(米子市)の幹部が逮捕された事件を受けた措置。