金融庁が、みずほ銀行の基幹システムを事実上の「直轄」とする非常手段に乗り出した。障害の連鎖に歯止めがかからず原因も特定できない現状に、監督官庁の堪忍袋の緒が切れた。銀行業務の屋台骨であるシステムの成り立ちを疑問視する声も上がり、今後の成長戦略にも影を落とす。   ...