隣り合わない時間がふいにつながったような不思議な題名の書物には、青果市場の食堂に集う人々の日常の物語が記されている。作家の堀江敏幸さんが9年ぶりの長編小説「二月のつぎに七月が」(講談社)を刊行した。「毎回枚数が尽きるまで即興で書きました。...