Netflix映画『THE RIBBON HERO リボンヒーロー』ティザービジュアル(C)ツインエンジン
Netflix映画『THE RIBBON HERO リボンヒーロー』ティザービジュアル(C)ツインエンジン

 手塚治虫さんが描いた名作漫画『リボンの騎士』を原案とする新作アニメ映画『THE RIBBON HERO リボンヒーロー』が、8月にNetflixで世界独占配信されることが発表された。『リボンの騎士』を原案としたアニメは、1999年に手塚治虫ワールドで上映されたオリジナル短編アニメ以来27年ぶりとなる。あわせて、ティザービジュアル、メインスタッフ、スタッフコメントが解禁となった。

【画像】「リボンの騎士」を象徴するモチーフが…!原案新作アニメのロゴ

 『リボンの騎士』は、男の子と女の子ふたつの心を持ったサファイヤ姫が、リボンの騎士として活躍するファンタジー。原案となる漫画は1953年に漫画雑誌『少女クラブ』で掲載されたのち、『なかよし』『少女フレンド』でも掲載。その後、1967~1968年にテレビアニメが放送。1999年に手塚治虫ワールド(2011年閉館)でオリジナル短編アニメが上映された。

 監督を務めるのは、業界屈指の多才なアニメーターとして知られる五十嵐祐貴氏。『呪術廻戦 第1期』のエンディング映像では、1人で原画を手がけた洗練されたアニメーションで注目を集め、初監督作『スター・ウォーズ:ビジョンズ「のらうさロップと緋桜お蝶」』では、丁寧な物語描写と迫力あるアクションシーンで国内外から高い評価を得た。本作は、そんな五十嵐氏が満を持して世に送り出す、初の長編監督作品となる。

 キャラクター原案は、『Fate/Grand Order』『刀剣乱舞ONLINE』など、数々のゲームで人気キャラクターのデザインを手がけてきた望月けい氏。さらに、キャラクター原案協力として、『サイバーパンク:エッジランナーズ』や『LAZARUS ラザロ』のエンディング監督を務めた米山舞氏が名を連ねる。加えて、アニメーションキャラクターデザインを新垣一成氏、アートディレクターをセドリック・エロール氏が担当。

 アニメーション制作は、五十嵐監督率いるOUTLINE(アウトライン)。魅力的なキャラクターづくりや、ケレン味あふれる圧倒的な作画力を強みとするスタジオだ。実力派のクリエイター陣が集結し、過酷な運命に抗うことを決めた一人のヒーローの物語を、繊細な世界観と洗練されたアクションで描き出す。

 ティザービジュアルは、キャラクター原案・望月氏の描き下ろし。主人公となる少女が描かれ、原案『リボンの騎士』を彷彿とさせる大きな赤いリボンが、ひときわ強い存在感を放っている。

 「誰かの望む私じゃ嫌だ」というキャッチコピーには、周囲からの期待に抗い、ありのままの自分を選び取ろうともがく少女の葛藤や意志がうかがえる。ひと言では言い表せない彼女の心情を映し出した、引き込まれるような表情も印象的だ。少女は何に立ち向かい、何と戦うのか。

 物語の詳細はまだ明かされていないが、死後37年経った今でも新しい読者を生み出し続ける漫画の神様・手塚治虫が描いた、男装の麗人サファイアが主人公の名作少女漫画『リボンの騎士』が現代でどのように生まれ変わるのか、期待が高まる。

■スタッフコメント

◆監督:五十嵐祐貴
『リボンの騎士』の手塚治虫氏、そのルーツである宝塚歌劇の小林一三氏、彼らの作った極上の王道エンターテイメントへの敬意を込めました。彼らもまた感染症や戦争といった困難を乗り越えて作品を作り、それがぼくたちの文化の礎となっています。今の時代に生きるすべての人々に向けて、血湧き肉踊る“王道”エンターテイメントをお楽しみください。

◆キャラクター原案:望月けい
手塚治虫先生への全力の敬意を込めること、現代のイラストレーターとして新しいこの作品をデザインするために何が必要か形にすることの2つをずっと想ってきました。どちらにも傾きすぎず、そして私らしいデザインを目指しました。初めてのアニメーションのお仕事でこの繊細で力強い、素晴らしい作品に関わらせていただけたことが本当に光栄です。ぜひ、よろしくお願いいたします!

◆キャラクター原案協力:米山舞
あのリボンの騎士が原案ということで、自分が小さい頃見ていた作品に少しでも関わることができ非常に光栄です。この時代のクリエイターにしか表現できない新しい表現に生まれ変わる『THE RIBBON HERO』、ぜひよろしくお願いします!

◆アニメーションキャラクターデザイン:新垣一成
五十嵐さんの仕事が好きなので、企画が動きはじめた当初ちょっとお手伝いしたり落書きしたりしながら遊んでおりましたら原案の望月さんの絵はヤバイしセドリックさんの絵もヤバイしでもうちょっと、もうちょっとだけこの現場を見ていたい……と完全に引き際をミスりまして、なぜかキャラデザを担当することになっていました。そういうこともあるんですね。でもこの作品に関われて良かった。心からそう思います。

◆アートディレクター:セドリック・エロール
作品を紹介された時は驚きました。原作より格好いい系のキャラになるとは思わなかったです。キャラに合わせて、個性のある世界観作りにチャレンジしてみました。いろんなイメージができて楽しかったです!映画を観て「暖かいけどなんか怖い」「あれもあり?」「旅したな」など、多彩な驚きの気持ちが残ればうれしいです!