第33回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞 表彰式
7団体6個人を表彰 (2022/2/26)
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第33回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞の表彰を受けた選手の皆さん=松江市殿町、山陰中央新報社 |
第33回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞の表彰式が25日、松江市殿町の山陰中央新報社であり、2021年の全国規模の大会で特に優秀な成績を収めた島根県内の中学、高校の7団体、6個人に表彰状と記念盾が贈られた。次代を担う選手たちは、一層の飛躍を誓った。
表彰式には受賞者、指導者など約40人が出席。山陰中央新報社の松尾倫男社長が「コロナ禍で活躍の舞台が制限される中で、皆さんは大変な苦労をして、良い成績を残された。今後の活躍を期待している」とあいさつ。選考委員長の斎藤重徳島根大名誉教授が選考経過を報告した。
昨年8月の第43回全国中学校軟式野球大会で島根県勢として初優勝を果たした大田第二中学校野球部の勝部友悠前副主将が、受賞者を代表して「培った経験を生かし、日々の努力を大切にして、どんなことも乗り越えていく」とあいさつした。
受賞者は、島根県、県体育協会、県高校体育連盟、県中学校体育連盟の推薦を受け、6人の選考委員が「個人は中学、高校を通じて1回」などの規定に沿って選んだ。
受賞団体、個人は次の通り。(敬称略)
【団体】横田高校男子ホッケー部▽島根中央高校男子カヌー部▽島根中央高校女子カヌー部▽石見智翠館高校女子ラグビー部▽大田第二中学校野球部▽出雲北陵中学校なぎなた部▽横田中学校女子ホッケー部
【個人】ライフル射撃・尾崎星那(立正大淞南高校3年)▽同・横山昂平(同)▽カヌースプリント・三島まりあ、橋本寧々(出雲農林高校2年)▽自転車・落合思誉運(松江養護学校高等部2年)▽陸上・別所みゆ(大社中学校3年)▽フェンシング・周藤美月(島根大付属義務教育学校後期課程3年)
受賞者の横顔
第33回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞
7団体、6個人受賞 (2022/1/27)
島根県内の中高生を対象に2021年の全国規模のスポーツ大会で特に優秀な成績を収めた選手、チームを顕彰する第33回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞の選考会が26日、松江市殿町の山陰中央新報社であり、7団体、6個人の受賞が決まった。
7団体の内訳は高校4、中学3。高校は全国高校総体のホッケーで優勝した横田男子、カヌースプリントカヤックフォア200メートルを制した島根中央男子、カヤックフォア500メートル2位の島根中央女子、全国U18セブンズラグビー大会準優勝の石見智翠館女子が選ばれた。
中学は全国中学校体育大会の軟式野球で山陰両県勢として初めて優勝した大田二、全国中学生なぎなた大会の団体を制した出雲北陵女子、全日本中学生ホッケー選手権で準優勝した横田女子に決まった。
6個人の内訳は高校4、中学2。高校は、全日本自転車競技選手権マウンテンバイク・ダウンヒル競技男子ユースの部(17歳未満)で頂点に立った落合思誉運(松江養護学校高等部)、全国高校総体カヌースプリント女子カヤックペア500メートルで優勝した出雲農林の三島まりあ・橋本寧々組、ライフル射撃のJOCジュニアオリンピックカップ少年男子ビームライフル60発で2位の尾崎星那(立正大淞南)、同ビームピストル60発で2位の横山昂平(同)が選出された。
中学はJOCジュニアオリンピックカップU16陸上競技大会女子100メートル障害で2位の別所みゆ(大社)、全国中学生フェンシング選手権女子サーブルで2位の周藤美月(島根大付属義務教育学校後期課程)に決まった。
選考は県、県体育協会、県高校体育連盟、県中学校体育連盟から推薦された団体、個人が対象。島根大名誉教授の斎藤重徳委員長をはじめ6人の選考委員の協議で決定した。表彰式は2月下旬にある。(三浦純一)
他の選考委員は次の皆さん。
佐藤正範(県スポーツ振興監)安井克久(県体育協会専務理事)久家彰(県スポーツ推進委員協議会会長)宇津誠(県高校体育連盟会長)安達正治(県中学校体育連盟会長)
第33回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞 受賞者の横顔
第33回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞は、島根県内の中高生の中から、2021年の全国規模のスポーツ大会で特に優秀な成績を収めた7団体、6個人が選ばれた。
内訳は団体が高校4、中学3、個人は高校4、中学2。過去の各種大会でも強さを発揮してきたホッケー、なぎなた、カヌー、ラグビーで全国トップクラスの成績を残した。全国中学校体育大会の軟式野球で大田二が県勢初制覇を果たし、陸上や自転車、フェンシング、ライフル射撃で個人の活躍が光った。
受賞団体、個人の足跡を紹介する。
横田高男子ホッケー部
10年ぶりの総体優勝 全国高校総体(8月)のホッケーで、男子の横田が10年ぶり6度目の優勝を果たした。 |
島根中央高男子カヌー部
息合わせインターハイV 全国高校総体(8月)のカヌースプリント・男子カヤックフォア200メートルで、島根中央が優勝した。 |
島根中央高女子カヌー部
勢いに乗って全国2位 全国高校総体(8月)のカヌースプリント・女子カヤックフォア500メートルで、島根中央が2位に入った。 |
石見智翠館高女子ラグビー部
U18セブンズで準優勝 7人制ラグビーの第4回全国U18女子セブンズラグビー大会(10月)で、石見智翠館高が準優勝した。 |
大田二中野球部
全国体育大会 初の頂点に 全国中学校体育大会の第43回全国中学校軟式野球大会(8月)で、大田二中が初優勝を果たした。持ち味の堅い守りで勝ち進み、島根県勢としても初の頂点に立った。 |
出雲北陵中なぎなた部
貫禄の全国大会2連覇 なぎなたのJOCジュニアオリンピックカップ第29回全国中学生大会(7月)の試合団体で、出雲北陵の女子が優勝した。新型コロナウイルスの影響で中止となった2020年大会を挟み、2連覇を達成した。 |
横田中女子ホッケー部
接戦勝ち上がり 全国2位 ホッケーのJOCジュニアオリンピックカップ第51回全日本中学生選手権(8月)で、女子の横田が準優勝した。 |
ライフル射撃・尾崎星那(立正大淞南)
JOC杯2位 全国通信3位 ライフル射撃のJOCジュニアオリンピックカップの少年男子ビームライフル60発で、尾崎星那(立正大淞南高)が625.1点で2位になった。 |
ライフル射撃・横山昂平(立正大淞南)
冷静な判断 JOC杯準優勝 ライフル射撃のJOCジュニアオリンピックカップの少年男子ビームピストル60発で、横山昂平(立正大淞南高)が2位に入った。 |
カヌースプリント・三島まりあ・橋本寧々(出雲農林)
好スタート切り全国V 全国高校総体(8月)のカヌースプリント・女子カヤックペア500メートルで、三島まりあ・橋本寧々組(出雲農林)が優勝した。 |
自転車・落合思誉運(松江養護学校高等部)
接戦制し全日本優勝 第34回全日本自転車競技選手権マウンテンバイク・ダウンヒル競技(10月)の男子ユースの部(17歳未満)で、落合思誉運(松江養護学校高等部)が優勝した。 |
陸上・別所みゆ(大社)
シーズン通して結果残す JOCジュニアオリンピックカップ第52回U16陸上競技大会(10月)の女子100メートル障害で、別所みゆ(大社中)が14秒05で2位に入った。1位とは0.14秒の差だった。 |
フェンシング・周藤美月(島根大付)
順調に勝利し全国2位 第7回全国中学生フェンシング選手権(7月)の女子サーブルで、周藤美月(島根大付属義務教育学校後期課程、松江フェンシングクラブ)が準優勝した。 |
第33回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞 選考委員(順不同)
島根大学名誉教授 | 斎藤 重徳氏 |
島根県スポーツ振興監 | 佐藤 正範氏 |
島根県体育協会専務理事 | 安井 克久氏 |
島根県スポーツ推進委員協議会会長 | 久家 彰氏 |
島根県高等学校体育連盟会長 | 宇津 誠氏 |
島根県中学校体育連盟会長 | 安達 正治氏 |