新型コロナウイルス禍で広がった在宅ワーク。一般企業でオフィス勤務への回帰が進む中、逆に最近になって「在宅」が増えている分野がある。それは、障害者の作業所だ。主に精神障害や知的障害のある人が働く。
障害者の作業所といえば、商品の組み立てなど内職的な仕事をしたり、クッキーを作ったりする例が多い。障害者が通ってきて、支援を受けながらみんなで働く光景が浮かぶ。なのに、なぜ在宅利用が広がっているのか。
取材をしていくと、「小さな植木鉢が家に一つだけあって、仕事は週1回の水やりだけ」というケースもあるという。一体どういうことなのか。(共同通信=市川亨)
▽「1日2回の報告でお金がもらえる」
大阪市にある障害者の相談支援機関で働く村瀬遥さん(仮名)は1年半ほど前、こんな経験をした。...













