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将棋の第15期マイナビ女子オープン本戦トーナメントの1回戦は27日、大阪市の関西将棋会館で指され、出雲市出身の姉妹、里見香奈女流四冠(29)と里見咲紀女流初段(25)が女流公式戦で初対戦した。将棋界初の姉妹対決は、姉の香奈女流四冠が勝利。最多タイトル44期の第一人者が貫禄を見せた。
対局を終えた姉は「組み合わせが決まってから、作戦を考えるのも楽しかった」。妹の咲紀女流初段は敗戦にも「姉と対局できることを楽しみにしていた」と話した。
香奈女流四冠は2004年、中学1年で女流棋士になり、16歳の若さで初タイトルを獲得するなど活躍を続けている。姉を追いかける形で咲紀女流初段は16年に女流棋士2級に昇級、3組目の姉妹プロとなった。これまで将棋界では5組の姉妹プロが誕生している。


















