展示作品の「鳳華」を紹介するスタッフ=出雲市斐川町、出雲キルト美術館
展示作品の「鳳華」を紹介するスタッフ=出雲市斐川町、出雲キルト美術館

 【出雲】出雲市斐川町の出雲キルト美術館で、開館20周年を記念した「黎明(れいめい)の鳳華」展が開かれ、雲南市加茂町のキルト作家・八幡垣睦子さんの作品計15点に来館者が見入っている。31日まで。

 展示の目玉は「黎明」「鳳凰(ほうおう)」「鳳華」の3作品。新型コロナウイルス禍に制作された「鳳凰」は、生活の平穏を祈り、縁起が良いとされる鳳凰とクジャクがあしらわれている。社会が混乱に陥る中で制作し、心のよりどころとなるような作品になっている。

 「鳳凰」をはじめとする作品は社会の不安や平穏な生活への願いから生まれた。出雲キルト美術館の代表、八幡垣志保さんは睦子さんの原動力を「時代に作らされているような感覚だろう。神髄を見てもらえる展示を企画した」と話し、冬まで仕様を替えて展示をする。

 午前10時~午後5時。水曜日、第3日曜日は休館。入館料は一般700円、高校生以下500円。 

(布施有希乃)