特急列車と衝突した軽自動車=鳥取市湖山町西2丁目、JR山陰線堀越第2踏切
特急列車と衝突した軽自動車=鳥取市湖山町西2丁目、JR山陰線堀越第2踏切

 29日午後0時50分ごろ、鳥取市湖山町西2丁目のJR山陰線堀越第2踏切で、倉吉発京都行き特急スーパーはくと8号(5両編成)が軽自動車と衝突した。列車の乗員乗客27人にけがはなく、車を運転していた20代男性も避難して無事だった。

 鳥取署とJR西日本米子支社によると、現場は遮断機と警報機がある道幅約2メートルの踏切。列車の運転士が踏切内の車を見つけ、約200メートル手前で非常ブレーキを作動させたが間に合わなかった。

 JRによると、右後部が損傷した車の撤去などのため、鳥取ー倉吉駅間で運転を見合わせ、約1時間40分後の午後2時半に再開した。特急や快速など計11本が運休するなどし、約400人に影響が出た。