見頃を迎えたベゴニアとアキランサスで作る七宝つなぎの模様
見頃を迎えたベゴニアとアキランサスで作る七宝つなぎの模様

 【出雲】出雲市西新町2丁目のしまね花の郷でベゴニアとアキランサスで見せる七宝つなぎの模様が見頃を迎えた。赤や黄色、白、ピンクの花で秋らしさを彩り、訪れた人々の目を楽しませる。10月まで。

 170平方メートルの模様花壇には白とピンクのベゴニアが3170本、赤、黄色のアキランサスが約3000本植えられている。9月中旬に3時間かけて丁寧に植え、1平方メートルの狭い範囲に苗が計36本ずつある。

 模様花壇は年4回、デザインが変わる。本年度のテーマは「日本の伝統文様」で、円を組み合わせた七宝つなぎには円満、調和、ご縁などの意味が込められているという。

 スタッフの樋野加奈さん(51)は「色合いなど秋のイメージにできた。ぜひ多くの人に見てほしい」と来場を呼び掛けた。 (藤原康平)