入賞作品を選ぶ審査員〓(?)松江市玉湯町玉造、ホテル玉泉
入賞作品を選ぶ審査員〓(?)松江市玉湯町玉造、ホテル玉泉

 県内の小中学生が、交通安全をポスターで呼び掛けるコンクールの審査会が29日、松江市玉湯町内のホテルであった。「あおり運転」の危険性を呼び掛ける作品など各学年の入賞作品171点が選ばれた。

 コンクールは、JAしまねとJA共済連島根が主催し、50回目。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止し、2年ぶりの開催となった今回は、65校から計370点の応募があった。

 あおり運転やスマートフォンを操作しながらハンドルを握る「ながら運転」の危険性を訴える作品が多く、豪雨災害にちなんだ雨の日に潜む危険を表現した作品もあった。

 元県造形教育研究会長の瀧野一夫審査委員長は「児童生徒の安全に対する意識が強くなっているのを感じる」と評した。

 各学年から1点ずつ選ばれた金賞の計9点は、11月25日の全国コンクールに出品される。

 入賞作品は12月17日から松江市学園南1丁目のくにびきメッセで展示する。

      (金津理子)

 金賞は次の皆さん。

【小学生の部】林可野(松江・玉湯学園1年)▽松尾和真(出雲・神戸川2年)▽湯原三輝(出雲・西野3年)早川季那(江津・高角4年)▽賀美音羽(江津・高角5年)▽仙田一珠(安来・社日6年)

【中学生の部】春木かおり(出雲・斐川東1年)▽古川華咲(出雲・斐川東2年)▽伊藤歩海(出雲・斐川東3年)