多くの人が行き交うJR新宿駅の東南口広場に、ほぼ毎日、差別反対を訴えて立つ人がいる。鍋倉雅之さん(32)だ。日中友好や、トランプ米大統領を批判する大きな旗を地面に広げ、スピーカーで音楽を流しながら旗を振ったり、絵を描いたり、通行人と話し込んだり。「いつもいる」と話題になり、反差別・反戦の輪が広がっている。
ヘイトスピーチ解消法が2016年6月3日に施行されてから、10年がたった。在日コリアンを主な標的としたヘイトデモが全国で問題化していたための立法だったが、現在は埼玉県南部に多く住む在日クルド人や、全国各地...













