販売開始する温泉水入りペットボトルを手にする横田雪生組合長=浜田市金城町追原、かめや旅館
販売開始する温泉水入りペットボトルを手にする横田雪生組合長=浜田市金城町追原、かめや旅館

 美肌の湯として知られる美又温泉(浜田市金城町追原)の旅館組合が、2リットルのペットボトル入り温泉水を発売する。手湯体験用としてコロナ禍で「おうち時間」を楽しむ人向けに売り込み、新規ファンの獲得と常連客のつなぎ留めを狙う。

 1本500円で、大型連休前の4月24日に販売開始する予定。

 飲用不可で、鍋などを用意して加熱し、おけに移して使用することを勧める。未開封で1カ月程度は温泉水の成分が劣化しないことを確認している。

 組合加盟の7施設で販売するほか、同組合が電話注文も送料別で受け付ける。来年3月まで500本の販売を目指す。

 浜田市によると、同温泉の入り込み客数は1998年の14万5406人をピークに減少。2015年から5万人台が続き、19年は市有温泉施設「美又温泉国民保養センター」の宿泊事業再開を受けて6万人台に持ち直したが、20年はコロナの影響で約1万人減の5万4125人となった。

 横田雪生組合長(73)は「泉質は有名温泉地に負けない自信がある。手湯をきっかけにファンを獲得し、温泉街のにぎわいを取り戻すきっかけにしたい」と話した。

 問い合わせは同組合、電話0855(42)0405。(村上栄太郎)