新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける飲食店を支える国の「GoToイート」島根版で食事券の追加発行が決まった。販売が好調で、用意した30万冊が売り切れる可能性があるため、島根県が新たに15万冊分を予算措置する。感染が落ち着く現状を好機と捉え、外食需要をさらに呼び起こす。

 食事券は1冊が500円券の14枚つづりで、7千円分を5千円で購入できる。

 今月1日に販売を再開し、県によると、11日までに18万冊が売れた。感染状況が改善し、外食しやすい環境となっているのが要因とみられ、購入可能なコンビニエンスストアのローソンや信用金庫などに続々と来店し、売り切れた窓口もあるという。

 11月15日までの販売期限を待たずに完売する勢いで、県は消費喚起につながるとして追加発行を決めた。15万冊を加えた計45万冊で、総額は31億5千万円となる。追加発行にかかる予算は、新型コロナウイルス感染症対策調整費1億9500万円を充てる。

 14日の定例会見で丸山達也知事は「感染拡大で自粛せざるを得なかった消費行動をしてもらいやすいようにするのが大事だ。今できることをやっていくという姿勢で臨まないといけない」と述べた。

 食事券は12月15日まで利用可能。問い合わせは食事券事務局、電話0852(20)7714。受付時間は平日午前10時~午後5時。 (曽田元気)