焼きトウモロコシオムレツ
焼きトウモロコシオムレツ

 ▽材料(15センチ径フライパン1個分) 卵3個、コーン缶1個(200グラム前後)、ピザ用チーズ1/3カップ、バター20グラム、しょうゆ小さじ2

 ▽作り方 水を切ったコーン缶をフライパンに入れ、中火でからいりし、水分が飛んだらバターとしょうゆを絡めます。溶き卵にチーズを加えたものを流し込み、半熟になるまでまぜます。火を弱め、ふたをして蒸し焼きし、固まったら裏返して裏側も焼きます。

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 小さいフライパンで厚めに焼いたオムレツは、スペインバルの定番おつまみ。具はジャガ芋がポピュラーですが、今回は、縁日を思い出す香ばしいバターしょうゆ味のトウモロコシをぎっしり入れてみました。

 夏に生のトウモロコシを使うとまた格別ですが、缶詰のコーンでも余分な水分を飛ばせば風味とプチプチ食感が立ってきます。まずはじっくりからいりし、コーンの表面が乾いたらバターとしょうゆを染み込ませます。

 ああ、このまま食べたくなるほどおいしそう…。でもグッと我慢して、チーズをまぜた卵液をジュッ。チーズはコクを増し塩味を決めるだけでなく、ふわふわ卵をしっかり固め、香ばしいコーンを閉じ込める大役も担っています。

 底と縁からみるみる固まりだすので、ゴムベラなどでフライパンから剥がすように手早くまぜましょう。焦げやすいのでごく弱火にし、ふたをして芯まで焼き固め、お皿やまな板などを使って裏返します。

 出来たてよりも、少し冷ました方が生地が落ち着いてきれいに切れます。ほのかに香る焦がししょうゆは、日本酒やビールにもぴったり。写真では、変化をつけるためバジルをまぜたマヨネーズを添えました。パンに挟んで、食べ応えあるオムレツサンドにするのもお勧めです。 (料理家)

  =毎週金曜掲載=