3選を決め、支持者らと万歳三唱する久保田章市氏(中央)=17日午後10時24分、浜田市黒川町、事務所
3選を決め、支持者らと万歳三唱する久保田章市氏(中央)=17日午後10時24分、浜田市黒川町、事務所

 任期満了に伴う浜田市長選が17日、投開票され、無所属現職の久保田章市氏(70)=自民、公明推薦=が、元市議で無所属新人の西川真午氏(55)との接戦を制し、3選を果たした。投票率は67・04%。合併による新市発足後、最低となった2017年の前回選を1・02ポイント下回った。

 (勝部浩文)

 現市政への評価や人口減少対策、市が計画を進める浜田歴史資料館(仮称)の整備などが争点になった。

 久保田氏は自民、公明両党、連合島根など20団体の推薦を得て組織戦を展開。地元選出の自民、立憲民主両党の県議2人も支えた。

 保育料や子ども医療費低減といった子育て支援策、浜田漁港の高度衛生管理型荷さばき所整備、新型コロナウイルス対応など2期8年の実績を強調。人口減少対策をはじめ、山積する課題に取り組むと訴え、市政刷新を求める西川氏を603票差で振り切った。

 西川氏は中学高校の同級生や市民活動の仲間の支援を受け、高校生までの医療費無料化、歴史資料館の建設反対などを主張。現市政への批判票を取り込んで猛追したが及ばなかった。

 当日有権者数は4万3940人(男2万949人、女2万2991人)。

 

【浜田市長選開票結果】(17日午後9時58分、選管最終)

当14,883 久保田章市 70 無現(3)

 14,280 西川 真午 55 無新

 

久保田 章市(くぼたしょういち)氏 全国市長会副会長。都銀勤務などを経て、浜田市政策アドバイザーを務め、2013年の市長選で初当選した。17年に再選。竹迫町。横浜国立大大学院博士課程を単位取得退学。当選3回。

 

住みたいまちへ施策実行

 久保田章市氏の話 結果を真摯(しんし)に受け止め、3期目の実績を示すことで答えを出したい。新型コロナウイルス対策を最優先に、働く場の確保や子育て支援の充実を図り、若者が増え、住みたい、住んで良かったと言われる施策を実行していく。