嫁ケ島を背に第一声を上げる枝野幸男代表=松江市袖師町、岸公園
嫁ケ島を背に第一声を上げる枝野幸男代表=松江市袖師町、岸公園

 立憲民主党の枝野幸男代表が衆院選公示日の19日、松江、米子両市内で党公認候補の応援マイクを握り、山陰から政治を変えると声を上げた。

 枝野氏は、島根1区の党公認候補が4年前の結党時からの同士であることから、松江を遊説の第一声に選んだとした。

 第2次安倍政権と菅政権の経済政策では、労働者の実質賃金を上げられなかったとの批判を展開。「島根から政治を変えよう」と訴えた。

 鳥取2区の公認候補の応援に駆け付けた米子市内では「(第2次)安倍政権になって米価が下がった」と主張。自民党の農業政策が農家の収入の不安定さを招いているとし、民主党政権時代の農家への戸別所得補償制度の復活を誓った。(佐々木一全)