運休中の国立公園・三瓶山東の原(大田市三瓶町志学)の観光リフトが、11月上旬にも再開する見通しとなった。大田市が20日の市議会全員協議会で明らかにした。従来、冬季休業となる12月も運行継続するかを検討するという。

 リフトは、スキー場運営の飯南トータルサポート(飯南町上赤名)が市と指定管理契約を結び、引き継ぐ予定。再開時期は未定だった。

 市によると、25日の市議会臨時会で契約関連案が可決されれば、同社が国土交通省に運行に必要な許認可を申請。11月上旬には認められる見込みで、12月に入ってからの運行継続も考えるという。

 観光リフトを巡っては、2010年から運営した市内事業者が今年7月末で撤退。市は、琴引フォレストパークスキー場(同町佐見)でリフト運行の実績がある飯南トータルサポートを後継に打診し、承諾を得た。

 また、市議会は20日、臨時会を開き、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種事業費5800万円を含む、総額1億2100万円の21年度一般会計補正予算案など5議案を上程。

 ワクチンは医療従事者や高齢者ら、2回目接種から8カ月以上が経過した約1万5千人が対象で、64歳以下の3回目接種は22年度になる見込み。 (錦織拓郎)