新聞記者は日々、「締め切り時間」に追われて仕事をする。島根スサノオマジックを担当する記者も例外ではない。

 締め切り時間を特に意識するのは、午後7時以降に始まる試合だ。終了は開始から約2時間後で午後9時を過ぎる。それから、急いで写真を送信し、記事を執筆する。

 写真はハーフタイムに送ることもできるが、試合終盤に決定的な場面があれば、差し替えなくてはならない。レバンガ北海道との第3戦では、安藤誓哉選手が第4クオーター残り29秒で逆転の3点シュートを決め、...