【川本】2018年で廃線となったJR三江線の線路をレールバイクで走るイベントがこのほど、島根県川本町川本の旧石見川本駅構内であった。町外から参加した親子連れら74人がエンジン式と足こぎ式の2種類を楽しんだ。
エンジン式はバイクのようにハンドルのアクセルをひねって速度を調節。足こぎ式は自転車のようにペダルをこいで前進し、ペダルを逆に回すと後進する。
参加者は200メートルの直線を一往復。線路から見える景色を楽しみ、風を切って走る爽快感を味わった。
初めて乗った江津市立郷田小学校2年、堀江亘君(7)は「エンジン式が速くて面白かった」と話した。
町観光協会が企画し、地元の島根中央高校と川本中学校の生徒が協力。生徒が鉄道玩具「プラレール」や輪投げを遊べるコーナーを運営し、子どもを楽しませた。 (佐伯学)
▼10月8日に開催されたレールバイクイベントの様子