島根県警は8日、還付金名目で県東部在住の60代女性が現金約100万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
県警生活安全企画課によると、女性は3日、市役所の介護保険課のアオキを名乗る男から電話を受け「介護保険料を多く払っているので、還付金が2万4300円あります」などと言われた。その後、金融機関コールセンターのシバタを名乗る男から電話を受け、現金自動預払機(ATM)に行くよう言われ、通話しながら指示されるままにATMを操作し、意図せず現金を振り込んだ。
その後、シバタから「手続きができなかった」と言われ、別の金融機関へ行ったところ、不審に思った警備員が指摘し、詐欺に気付いた。