中国地方に寒気が流れ込んでいる影響で、山陰両県は10日、肌寒い一日となった。午後7時時点で鳥取は10地点のうち3地点が今季最低気温を観測。最高気温も山陰両県内29地点のうち11地点が12月上中旬並みとなり冷え込んだ。

 気象庁によると、最高気温は松江14・0度▽弥栄(浜田市)8・4度▽赤名(島根県飯南町)8・2度▽鳥取16・8度▽境(境港市)13・8度▽茶屋(鳥取県日南町)10・2度など。

 上空に寒気が入り、大気の状態が不安定になったため、各地で雷雨が発生し、出雲空港ではあられが確認された。広島地方気象台によると、13日まで中国地方に寒気が流れ込み、平年並みか平年より寒い日が続く見込みだという。