【大田】大田、松江、出雲の3市でパッチワーク・キルト教室を主宰する柳澤時子さん(71)が地元・大田市大田町のサンレディー大田で、生徒26人との合同作品展を20~22日に開く。タペストリー、かばん、ぬいぐるみなど、古布を再利用して作った鮮やかで温かみのある約300点が来場者を迎える。
自宅から持ち寄ったり、大田市内の服飾製造業者から提供を受けたりした布を材料に制作。ツバキ、ヒマワリ、ボタンといった植物や金魚、クリスマスツリーなどをモチーフに、立体感のあるタペストリーや小物に仕上げた。
19日に会場設営があり、柳澤さんは「手仕事の魅力や今ある物を再利用する大切さを若い方にも知ってほしい」と話した。
入場料500円(高校生以下は無料)で、午前10時~午後5時(最終日のみ午後4時まで)。
(錦織拓郎)