松江おどんや薬味などの提供でにぎわう飲食ブース=松江市末次本町、カラコロ広場
松江おどんや薬味などの提供でにぎわう飲食ブース=松江市末次本町、カラコロ広場

 土曜の夜に松江市ならではの食、乗り物、体験プログラムを楽しむイベント「土曜つながナイト」が20日、カラコロ広場(松江市末次本町)など市内4会場であった。会場間を低速電動カートでつなぎ、約400人が夜の堀川遊覧や、ご当地グルメを味わった。27日の土曜日も午後4~9時に開く。

 イベントは「エコ×ユニバーサルな松江のまちづくりを考える会」(石原智治会長)が、低速電動カートの観光活用を進めようと観光庁の実証事業の採択を受けて初めて開いた。

 20日は地元企業、団体が協力し、堀川めぐりや水引アクセサリー作りなどのイベントを開催。このうちカラコロ広場では、おでんとうどんを掛け合わせた「松江おどん」などを地元飲食業者が無料で振る舞い、来場者は熱々を頬張って体を温めた。

 主催した会の岩本雅之事務局長は「移動の気兼ねなく、誰でも参加できるイベントとして定着させたい」と話した。27日は参加無料だが、新型コロナウイルスの感染対策で定員制のため、特設サイトから2日前までに事前申し込みが必要。特設サイトのURLはhttps://event.eco-uni.net/

  (中村成美)