フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)の出雲ー仙台便を利用した交流を促そうと、仙台市文化観光局の一行が22日、松江市殿町の山陰中央新報社を訪れ、緑豊かな「杜(もり)の都」として知られる仙台の魅力をアピールした。
仙台市の奥山健一観光交流部長と共に、仙台城跡を拠点に活動する奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」のメンバーが来社。松江松平藩7代藩主・松平治郷(はるさと)(号・不昧(ふまい))が伊達家から正室を迎えた縁を紹介し、仙台市内のケヤキ並木を彩る師走のイルミネーション「SENDAI光のページェント」といった見どころを紹介した。
武将隊の伊達政宗氏は「冬はカキやセリ鍋のおいしい季節。山陰の皆さんを仙台で待っている」と呼び掛けた。
23日は午後2時から松江城本丸付近で、伊達武将隊が演武し、松江若武者隊とコラボして観光PRする。
FDAの出雲ー仙台便は1日1往復運航している。
(藤本ちあき)