出雲市内の消防団員の待遇改善などを検討する出雲市消防団改革推進委員会(委員長・森山靖夫元出雲市消防長、15人)が29日、一般消防団員の年額報酬を現行の1万7500円から2倍以上に引き上げ、3万6500円とするよう市に求めた。改定時期は未定だが、組織再編の方向性が見える2023年度以降になるとみられる。

 総務省消防庁が年額報酬を3万6500円、出場報酬を1日8千円を標準額としたことを受け、委員会が8月から検討。国の標準額通りとなった。

 団長は現行の7万円から1万円アップの8万円、出場報酬は現行の1日7400円(4時間以上)を、8時間までを8千円とし、4時間ごとに4千円上乗せする。

 また、報酬の支払いを従来の分団経由から個人口座への直接支給に改めるよう求め、報酬から分団が手当てしていたトイレットペーパーなどの経費は市で予算措置するのが適当とした。

 森山委員長から中間答申を受けた飯塚俊之市長は「いただいた意見をしっかり反映させる」と述べた。報酬の引き上げは、組織再編の在り方について委員会から最終答申を受ける2023年3月以降となる見込み。報酬の支払い方法は具体的な検討に入る。

      (松本直也)