湖遊館でスケートを楽しむ人(2019年)※資料写真
湖遊館でスケートを楽しむ人(2019年)※資料写真

 山陰最大のスケートリンク「宍道湖公園 湖遊館」(出雲市園町)が4日、今季のスケート営業を始める。台風被害で例年より2カ月遅れた。昨季は新型コロナウイルス禍で利用者が減ったが、今季は感染も落ち着き、2月の北京冬季五輪で関心も高まるとみて、関係者は客足復活に期待する。
 湖遊館はメイン(幅30メートル、長さ60メートル)、サブ(幅10メートル、長さ20メートル)のリンクがあり、親子連れやスケートリンクがない鳥取県内の競技団体なども利用する。
 今季は10月3日開始を予定したが、8月の台風9号で屋根とシャッターの一部が損傷し、修繕のために遅れた。開始を控え、島根県のスケート連盟、アイスホッケー連盟の関係者が施設周辺で美化活動をし、施設内では業者の担当者がリンクに散水し、氷を厚くする作業を行った。
 昨季(昨年10月~今年5月)はコロナ禍で子ども会などの団体客が少なく、例年5万人超の利用客が約3万3千人と厳しいシーズンだった。今季は学校活動の予約も入っているという。
 指定管理するNPO法人ひらたスポーツ・文化振興機構の曽田宏一事務局長は「今季の営業期間は短くなるが、冬季五輪があると利用者が増える。できるだけ5万人に近づけたい」と期待を込めた。
 スケート営業は来年5月5日まで(基本的に火曜休館)。今季もコロナ対策で検温、消毒、連絡先記入、スケート時のマスク着用を求める。
 (松本直也)