女児に啓発グッズを手渡し歳末の交通安全などを呼び掛ける入江聖奈選手(右)=米子市末広町、イオン米子駅前店前
女児に啓発グッズを手渡し歳末の交通安全などを呼び掛ける入江聖奈選手(右)=米子市末広町、イオン米子駅前店前

 歳末の犯罪をノックアウト! 東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリストの入江聖奈選手(21)=日体大、米子西高出=が5日、米子署の一日警察署長を努め、オープンカーで市中心部をパレード後、街頭活動で年末年始の交通安全や特殊詐欺被害防止を呼び掛けた。

 警察官の制服に身を包んだ入江選手は、米子署で植木昭博署長と共に特別警戒に出動する署員33人に訓示。この後、米子市役所で年末の交通安全運動推進式に臨み、伊木隆司市長らとともオープンカーに分乗してJR米子駅前までの約750メートルを約10分かけてパレードした。

 末広町の大型店前では反射タスキなどが入った啓発グッズを配り、市民から「金メダルおめでとう」「これからも頑張って」と声を掛けられると、「ありがとう。気をつけて」と言って手を握り返した。

 一日署長の任務終了後、感謝状や県警本部の警察官が描いた似顔絵を贈られた入江選手は「警察官の仕事に対する責任感に触れ、あらためて尊敬した」と貴重な経験に感謝。コロナ禍で東京五輪の祝勝パレードはなかったが、初めてオープンカーに乗り、街頭で受けた祝福に「心がほっこりした。(来年のアジア大会に向け)より練習に頑張れそう」と話した。