入江聖奈選手が「夢は東京五輪金メダル」と語った記事
入江聖奈選手が「夢は東京五輪金メダル」と語った記事

 「夢は東京五輪金メダル」―。大きく見出しに書かれた記事に笑顔で載っている少女はまさに6年後、東京五輪の女子ボクシングフェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈選手(20)=日体大、米子西高出。中学生時代に山陰中央新報社の取材で語っていた将来の夢を、たゆまぬ努力で実現させた。

14歳の入江聖奈選手を紹介した記事(画像をクリックするとpdfが見られます)

 記事は2015年1月21日付の別刷り紙面「さんいん学聞」の、地域で活躍する生徒を紹介する「輝(き)らりキッズ」。当時14歳で、記事中では全日本アンダージュニアボクシング大会3連覇、中学生以下の日本一を決める大会の中学生女子52キロ級初代チャンピオンといった実績や練習風景に触れ、将来のホープとして紹介している。

 当時から努力家で、週3、4回ジムに通い、男子選手を相手に約2時間練習し、ジムの伊田武志会長に「努力の量は男子にもひけをとらない」と評価された。人柄についてはリング上での鋭いまなざしと取材対応中の笑顔が対照的だと書かれている。好きな食べ物はいちご、好きなタレントはバカリズムだそうだ。

 初めての五輪挑戦で見事に夢をかなえた入江選手。「輝らり」と光るトレードマークの笑顔と金メダルが、五輪の歴史の1ページに刻まれた。