中高生が松江発のプログラミング言語「Ruby(ルビー)」を使った作品の出来栄えを競う国際コンテストのゲーム部門で、ともに出雲商業高校(出雲市大津町)情報処理科2年の山岡愛咲さん(16)が最優秀賞、玉井由大さん(16)が審査員特別賞に輝いた。2人はルビーの魅力を知り、今後のゲーム創作にも意欲をのぞかせた。
コンテストは、ルビーの普及活動を行う8団体でつくる実行委員会が、情報通信技術(ICT)を担う人材を育成しようと2011年から開き、11回目。ゲーム部門では応募87作品のうち7作品がオンライン発表での最終選考に残り、ルビー開発者のまつもとゆきひろ氏ら6人が審査した。
出雲商業高では1年時から授業でルビーを学び、2人は6月にゲーム作品づくりを開始。新型コロナウイルス禍の中、挑戦する機会をつくろうと、初めてコンテストに応募した。
山岡さんの作品「TITLY(タイトリー)」は、カーソルを動かし、障害物に接触しないようにコースを通過させる「イライラ棒」ゲームの一種。シンプルで分かりやすく、汎用(はんよう)性が高い点が評価された。
ルビーの知識を深めた山岡さんは「最優秀賞はとてもうれしい。他の作品で自分にない発想があって刺激になった」と喜んだ。
玉井さんの作品「出商喫茶(イヅショウキッサ)」は、学校の実習イベント「出商デパート」を題材にし、制限時間内に客に食べ物を届けるゲーム。複雑なプログラミングを要するが、表現したいゲームを作りきった点が評価され、企業が独自に優秀作品に決めるスポンサー賞も二つ受賞した。
玉井さんは「ルビーのおかげでプログラミングも理解できた。他の大会にも出してみたい」と話した。
県勢の最優秀賞は2年連続3度目となった。
(松本直也)













