プロ野球巨人の育成選手・岡本大翔(ひろと)内野手(19)=鳥取県伯耆町出身、米子東高出=と、ロッテの育成選手・山本大斗外野手(19)=米子市出身、開星高出=が25日、米子市車尾のどらドラパーク米子市民球場で自主トレーニングを公開した。目標とする支配下登録に向け、約5時間、フリー打撃などで汗を流した。
2人とも中学時代は、地元の硬式野球クラブチーム「米子ボーイズ」に所属。そのことが縁となり、一緒にトレーニングすることになった。午前10時ごろに始まったフリー打撃では、2人そろって快音を響かせ、午後は屋内練習場でノックや体幹トレーニングに取り組んだ。
練習終了後は2人とも取材に応じ、今年1月の新人合同自主トレで左手首などを痛めた影響で2軍戦2試合の出場にとどまった岡本は「来季はライバルが増える。負けないようキャンプからアピールする」と意気込んだ。
2軍で93試合に出場し、5本塁打をマークした山本は「後半戦は攻守で落ち着いてプレーできた。支配下登録されて1軍の勝利に貢献したい」と力を込めた。
(柴田広大)













