番組の舞台となる架空のダイニングバーをイメージしたイラスト
番組の舞台となる架空のダイニングバーをイメージしたイラスト

 架空のダイニングバーを舞台に、島根県民が暮らしの本音を語るラジオ番組「HEARTFUL DAYS(ハートフル デイズ)」の放送が来年1月3日、エフエム山陰で始まる。3月21日までの全12回で、ゲストとして招いたU・Iターン者らに移住のきっかけや日常生活の中の喜びを語ってもらい、島根の魅力の再発見につなげる。

 放送時間は毎週月曜日の午後6時半から25分間。1月3日の第1回は特別ゲストとして、全員が松江市出身の鍵盤トリオバンド「Omoinotake(オモイノタケ)」を迎える。

 架空のバーを訪れた出演者同士で、仕事や子育てなど島根で暮らす中での喜びや戸惑いなどをフリートークで語る設定で、ゲストは県内の多彩な分野で活躍するU・Iターン者を選ぶ。

 番組を聴いた保護者が子どもに魅力を伝え、Uターンを促す効果を狙うほか、インターネットで番組が楽しめるサービス「radiko(ラジコ)」などを通して全国の出身者にもアプローチする。

 「しまねのイメージ発信事業」として県とエフエム山陰が企画。発表した丸山達也知事は「新たな発見や普段見過ごしがちな島根の良さに目を向けてもらうきっかけにしてほしい」と期待を込めた。
      (原田准吏)