第100回全国高校サッカー選手権第3日は31日、東京・駒沢陸上競技場など8会場で2回戦16試合が行われた。初戦に臨んだ、12年連続17度目出場の米子北は、矢板中央(栃木)に2ー2からのPK戦の末に惜敗した。
【写真特集①】米子北、初戦で惜敗 熱いプレーで高校総体準Vの意地
【写真特集②】米子北、初戦で惜敗 熱いプレーで高校総体準Vの意地
▽2回戦
矢板中央 2 0ー1 2 米子北
(栃木) 2ー1
(PK3ー2)
▽得点者【矢】片岡駿太、藤野和哉【米】福田秀人、山田楓元
【評】米子北は試合終了間際に同点としたが、PK戦で涙をのみ、3大会ぶりの勝利はならなかった。
前半は、序盤に押され気味の展開となったが、体を張って守った。35分、MF佐野のロングパスからFW福田が相手DFをかわしてシュートを決め、先制した。
後半は互いに速い攻守の切り替えで攻め合い、17分と24分に失点し、勝ち越された。GK山田陽やDF陣が好守でしのぐ中、ロスタイムにゴール前の混戦から途中出場のFW山田楓がシュートのこぼれ球を押し込み、土壇場で追い付いた。
PK戦は先行で2人目まで決めた後、3人連続で相手GKに止められた。