島根県庁
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 島根県と松江市は5日、出雲、大田両市と西ノ島町、県外の計6人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。西ノ島町では初の感染確認。また、公表済みの患者のうち15人が変異株「オミクロン株」だったことを明らかにした。同株の感染確認は計32人となった。

 新規感染の6人はいずれも4日の検査で判明した。うち1人は集団感染が発生した出雲市内の飲食店関連。残りの5人の感染経路は不明だが、接触者が確認できており、不特定多数との接触はないという。いずれも軽症か無症状。

 大田市と出雲市、西ノ島町の各1人は、12月中旬以降でオミクロン株の感染者が確認されている県外地域への移動歴があった。

 県内の累計感染者数は1780人。5日午後4時現在の入院者数は45人で、重症者はいない。即応病床(191床)の使用率は23・6%。
     (佐々木一全)