若者の門出を祝い、エールを送る花火=13日午後7時4分、浜田市原井町から撮影(長時間露光)
若者の門出を祝い、エールを送る花火=13日午後7時4分、浜田市原井町から撮影(長時間露光)

 進学や就職を控える若者の門出を祝い、エールを送る花火が13日夜、浜田市内で打ち上げられた。「はばたけ!島根の若者!君がいるから島根が輝く!」とのメッセージを込めた大輪が夜空を染めた。

 新型コロナウイルスの影響で普段通りの生活が送れない中、新たなステージに進む若者を応援する「しまねエールPROJECT(プロジェクト)」の一環。山陰中央新報社が提唱し、県内全19市町村と23企業・団体が賛同した。感染防止対策として日時、場所は事前公表せずに実施。午後7時から10分間、浜田市原井町の浜田漁港原井地区堤防で約300発を打ち上げた。

 花火は石見神楽の躍動感ある八岐大蛇(やまたのおろち)の動きや、春らしい桜吹雪を表現。浜田漁港を一望できる道の駅・ゆうひパークはまだ(浜田市原井町)では、居合わせた市民ら約100人が門出を祝すサプライズ演出に歓声を上げた。

 今春に浜田高校を卒業し、県外の大学に進学する下間球誠さん(18)=浜田市熱田町=は「いろいろとつらい1年だったが最後に花火を見られて思い出になった。大学でも新しい目標を見つけて頑張りたい」と話した。

 花火の様子は山陰中央新報社ユーチューブチャンネルで閲覧できる。

 プロジェクトは31日まで。松江、浜田、出雲市、益田、大田市、安来、江津、木次、宍道のJR各駅や、出雲、萩・石見、隠岐空港で横断幕を掲げており、特設サイト「しまねエールPROJECT」で若者への応援メッセージを公開している。 (勝部浩文)