新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、島根県が原則全員入院から宿泊、自宅療養の活用へとかじを切った。入院の必要性の見極めや宿泊、自宅療養者への健康観察といったケアが課題となる。医療体制が弱い県西部で感染が猛威を振るうだけに、訪問看護ステーションや開業医も含めた総力戦の様相を呈す。      

 県内初となる100人超の新規感染者が確認された13日、対応に追われた松江保健所の楫野一郎副所長は「人口...