住民らが見守る中、おたき上げ物に火を付ける神職=出雲市大社町杵築東、かめやま広場
住民らが見守る中、おたき上げ物に火を付ける神職=出雲市大社町杵築東、かめやま広場

 【出雲】正月行事「かめやまとんど祭」が16日、出雲市大社町杵築東の北島国造館出雲教御神殿と、近くのかめやま広場であり、住民ら約100人が急拡大する新型コロナウイルスの収束や、無病息災を願った。

 御神殿で祭典が執り行われた後、前日に起こした御神火を持った神職や、参列者が約300メートル離れたかめやま広場まで練り歩いた。

 青竹を組んだ祭場では、新型コロナの収束を祈る悪疫退散祈願祭が執り行われ、神職が積み上げられたしめ縄や破魔矢、お守りなどのおたき上げ物に点火。住民は炎を見つめ、手を合わせた。

 とんど祭りは、町内会ごとに行われていたトンド行事を受け継ぐため、北島国造館出雲教や町内会などでつくる実行委員会が2010年から毎年実施している。実行委の手銭正之委員長(66)は「風もなく穏やかな天候の中できて良かった。一日も早く新型コロナが収束してほしい」と話した。    (月森かな子)