本田圭佑氏
本田圭佑氏

 サッカー元日本代表で、教育関連サービスを手掛ける「Now Do」(東京都)の社長を務める本田圭佑氏(35)が17日、松江市殿町の山陰中央新報社を訪れ、子どもたちが地元の高校生や大学生らからサッカーを学ぶ事業を島根県で始める考えを明らかにした。指導者不足などによる都市と地方の「スポーツ格差」の解消を図るのが狙い。今後、県内の協力者を募り、2月にもスタートさせたい意向を示した。

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 本田氏は、島根県のような地方について、指導者が十分でないためにスポーツや習い事をする場が都市部に比べて限られ、費用に加えて送迎などでも保護者に負担がかかっていると指摘。「経済格差がスポーツ格差につながっている」と述べた。

 「Now Do」は東京都で、サッカーの競技者と子どもが一緒にプレーする事業を行っており、ノウハウを生かして島根県で展開する考え。有料で一回につき1~2時間程度、学生や社会人と共にプレーしてもらうことを想定。「少しでも高いレベルの競技者と一緒にプレーする機会をつくりたい。趣味のレベルとプロを目指すレベルの間を埋めたい」と話した。子どもたちとプレーする人に対しては報酬を支払う。

 今後、インターネットなどを通して協力者を募り、当初は「Now Do」が事業をサポートするものの、最終的には地元主導での展開を目指すとした。
      (三浦純一)