【安来】安来市文化協会の会員が寄贈した作品を展示した初春展が、安来町の観光交流プラザで開かれており、絵画や書、銅版画など18点を披露している。23日まで。
毎年趣旨を変えながら開催しており、11回目の今回は美術団体・国画会会友の山〓(崎の大が立の下の横棒なし)一枝さん(安来市広瀬町祖父谷)の洋画、安来書道会に所属する野坂瀧華(ろうか)さん(同市安来町)と野坂泰堂さん(同市新十神町)が和歌や漢字をしたためた書の作品などが目を引く。
このほか1990年の協会発足時の状況をまとめたDVDも上映する。
協会事務局の野坂郁恵さんは「地元作家の作品を鑑賞し、郷土の文化芸術の魅力を再確認してもらえればうれしい」と話した。入場無料。19日は休み。
(渡部豪)