【南部】花のテーマパーク・とっとり花回廊(鳥取県南部町鶴田)で、ロウバイの花が見頃を迎えている。黄色い小さな花から甘い香りが漂い、訪れた人を楽しませている。2月下旬ごろまで見られるという。
ロウバイ科で中国原産。ろう細工のような光沢のある黄色い花びらが特徴で、甘い香りを放つ。
昨年12月に咲き始め、1・5~4センチの小ぶりな花が枝いっぱいに咲いている。同園の入り口付近の水上花壇のそばと、「花の丘」近くの計3カ所で楽しめる。
営業課の戸田舞マネジャー(41)は「ロウバイは春の訪れを告げる花と言われている。ぜひ気分転換に訪れて、花を見て心を癒やしてほしい」と話した。
今年の干支(えと)である「寅(とら)」をビオラとダスティミラーの2種類の花で表現した作品(縦横1・8メートル)も展示している。
(岩垣梨花)