国史跡・青谷上寺地遺跡(鳥取市青谷町青谷)から出土した弥生時代の人骨を基に男性の顔を復元した「青谷弥生人」のそっくりさん入賞者10人が決まり31日、発表された。鳥取県の募集に応じた215人から選ばれた。5月ごろに入賞者から、特にそっくりな「グランプリ」1人を選ぶ。同時に募った青谷弥生人の名前は応募626件の中から「青谷(あおや)上寺朗(かみじろう)」が選ばれた。
青谷弥生人は2021年10月に復顔像が公開されるやいなや「身近な誰かに似ている」と会員制交流サイト(SNS)で話題となった。そっくりさんに選ばれた10人は東京都や大阪府、鹿児島県、兵庫県、奈良県、静岡県に住む30~50代のいずれも男性。この日の発表会で平井伸治知事が写真パネルでお披露目し「とっとり弥生の王国」の初代国民に認定した。
オンラインで参加した入賞者の吉田昌弘さん(大阪府)は「みんな親戚みたい」と驚き、牛山裕樹さん(東京都)は「選ばれて大変光栄です」と喜んだ。
審査は人工知能(AI)を活用したアプリで「そっくり度」を数値化し、上位20人を選抜。その後、有識者ら3人が採点形式で10人を選んだ。
そっくりさんの写真パネルは県庁2階(1~9日)と東京・新橋のアンテナショップ(2~6日)で展示する。平井知事は「多くの方に『とっとり弥生の王国』に関心を持ってもらい、日本のルーツを一緒に考えるきっかけになればいい」と話した。
(福間崇広)














