鳥取県と鳥取市は8日、新型コロナウイルスの感染者のうち、新たに5人が県の変異株検査で陽性だったと発表した。
5人は5~7日に判明した感染者。県外への移動歴は2人はあり、2人はなく、1人は非公表としている。
変異株検査で陽性が出たのは県内で21人となった。
また、県は8日、新たに4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
1人は年代、性別、居住地が非公表。残る3人はいずれも男性で、県中部在住の年代非公表の1人と、年代と居住地が非公表の2人。
2人は既に判明した感染者との接触は確認されておらず、残りは調査中。県内の感染者は累計287人となった。(藤井俊行)
■疑いの7人英国型
鳥取県が8日、3月下旬に7人が感染した新型コロナウイルスの変異株について、英国型だったと発表した。県内の変異株疑い例で型が判明したのは初めて。
7人の内訳は、倉吉市内の事業所社員寮で発生したクラスター(感染者集団)の5人と、年代、性別、居住地が非公表の2人。国立感染症研究所の検査で英国型と判明した。
5人は3月29日に県内で初めて変異株検査で陽性だと分かり、2人は同30日に検出されていた。(藤井俊行)