鳥取県日野町中菅の滝山神社境内にある龍王(りゅうおう)滝(落差50メートル)で、流れ落ちる水しぶきが凍り、つららを形作っている。冷え込みが緩んだ9日には徐々に溶け始め、龍神が宿るという神秘的な境内に春の足音を伝えた。
岩壁やこけむした岩を伝って流れ落ち、滝つぼから下にも小滝がある二段滝。小泉八雲の怪談文学作品「骨董(こっとう)」で登場する幽霊滝の舞台だ。
今季のつららは、大寒入りの寒波で少しずつ成長。小滝では長さ30~40センチに伸びた氷が岩肌に張り付き、水しぶきを浴びていた。
龍王滝は県立滝山公園入り口の鳥居から徒歩約10分。杉木立の参道400メートルを行く。
(山根行雄)













