島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 鳥取県は15日、新たに91人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。島根県の新規感染者数は65人で、いずれも14日確認分。倉吉市の倉吉北高校で鳥取県内67例目となるクラスター(感染者集団)が発生した。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市が過去最多の47人、倉吉26人、米子18人。倉吉北高校では9~14日に生徒7人の感染が確認され、9日午後から休校している。

 鳥取市の城北小学校は関係者1人の感染が判明し、16日を休校とする。ハローワーク倉吉の職員1人と、日南町職員1人の感染も判明。いずれも業務に影響はない。

 島根県の居住地別は、松江市27人、浜田市3人、出雲市16人、益田市5人、大田市6人、安来市3人、雲南市1人、川本町1人、美郷町1人、邑南町2人。県東部で感染拡大が続き、松江市で2桁台が確認されるのは30日連続となった。

 松江市の中国電力島根原発の協力会社社員1人と、大田市立病院の職員1人の感染も判明。業務に影響はない。

 鳥取市は14日に陽性と発表した1人を取り下げた。累計感染者数は島根5371人、鳥取4919人。15日午前0時時点の確保病床使用率は島根(368床)29・3%、鳥取(350床)26・6%。宿泊療養は島根31人、鳥取62人。自宅療養は島根480人、鳥取465人。重症者は島根0人。鳥取1人。